THA BLUE HERBとオーディエンス
人にはメンター(師匠)と呼ばれる人が存在することが多い。
親だったり、先生だったり、先輩後輩だったり、歴史上の人物だったり、どこかの企業の社長だったり。
筆者のメンターの中にはこの人達の名前は外せない。
北海道出身のラッパー。
日本語ラップは敬遠している人が多い。
事実ラップという文化は日本には会わない気がする。
disるという言葉は最近流行ってはいるが、人をけなす文化は元々あまり日本には向いていない。
リリック(歌詞)を読んでもらえばわかる。
一見、ネガティブな表情はある。メロディも明るくはないし、陰な部分も多々ある。
でも、人間なんて陽な部分だけで生きてるわけではない。
リスクヘッジの為に必ず陰な部分が存在する。
そのわずかなポジティブを最大限に言葉で表現してくれている。
先日、ライブに行った。
筆者はこれを説教として聞いている。
無数に散らばる言葉の数々を拾いあげて、自分の心にインプットさせていく。
まだ何も成し遂げてはいないからやるべき事はたくさんある。
めんどくさかったり、壁があったり、選択できなかったりする時もある。
そんな時にブルーハーブの言葉が頭をかすめる。
(言い訳や負け惜しみを堪えてやるべきことをやるんだよ。)
僕は言葉が大好きです。
それは本も歌も変わらない。
でもブレイクスルーを起こすのは自分しかいなく、他の誰でもない。
ライブで途中から騒がずに、自分と向き合い始めるのはブルーハーブ以外にはない経験。
ライブ終わりの途方もない充実感と、心地良い疲労感は感謝という言葉でしかなく、糧という言葉に近い。
素晴らしい時間の連なりに、ありがとうございました。
監獄ラッパー B.I.G. JOE 獄中から作品を発表し続けた、日本人ラッパー6年間の記録
- 作者: B.I.G. JOE
- 出版社/メーカー: リットーミュージック
- 発売日: 2011/08/25
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 22回
- この商品を含むブログ (1件) を見る